当教会は兵庫県神戸市、王子公園動物園の入り口からすぐのところにある、プロテスタントのキリスト教会です。私たちの教会は大正8年(1919年)に設立してから今日に至るまで、礼拝を守り続けてきました。阪急王子公園駅やJR灘駅から徒歩数分の、アクセスがとても良い場所にあります。

教会では毎週日曜日に礼拝をおこなっており、どなたでもご参加いただけます。また、礼拝後には月に1回程度、コーヒーや紅茶を飲みながら交流する「喫茶シオン」という時間を持っています。
平日は水曜日には少人数で聖書を読み、お祈りをする会がありますし、金曜日には小さいお子さん向けに絵本の読み聞かせの会を開いています。

キリスト教の教会は、すべての人に開かれています。日々の生活の中で、時には悩むこと、疲れることもあるかもしれません。ふっと静まる心休まる時を必要としているかもしれません。そんなときは、わたしたちの教会に気軽に足をお運びくださいね。

歓迎の思いをこめて、教会の前庭には季節ごとの花が植えられ、四季折々の彩りが楽しんでいただけます。また教会の玄関には大きな桜の木が植えられており、訪れる人を迎えてくれます。教会の前を通るときに、よろしければ一度足を止めてご覧ください。

牧師紹介

牧師 上田 直宏

NAOHIRO UEDA

はじめまして。主恩教会牧師の上田直宏といいます。

1981年に兵庫県明石市に生まれ育ち、隣の市にある当教会に2022年に赴任しました。キリスト教は関西学院大学の在学中に友人や先生を通して知ったため、はじめての方の戸惑いや疑問に思うことも理解できるかもしれません。しばらく目立たずひっそりと礼拝に参加したい人もいれば、勇気を出して行ってみたからにはあたたかく迎えてもらいたい人もおられることと思います。来られる方のご希望やペースに沿って教会での時間を過ごしていただきたいと願っています。

 少し自己紹介をしますと、関西学院大学の社会学部(社会福祉)、同大学院、神学部大学院(修士課程)で学びました。学部の4年間は国際NGOの学生支部で活動し、フィリピンの人々の自立支援のため家づくりのワークキャンプに出かけたりしました。また、個人としてはバックパックで海外を旅することも好きでしたが、働き始めてからはご無沙汰になってしまいました。

 大学を出てからは関西学院教会伝道師を経て、大阪の淀川キリスト教病院でチャプレン(病院づきの牧師)として働き、その後アメリカ サンフランシスコで学びを深めた後、現在に至ります。現在は当教会の牧師の傍ら関西学院大学神学部と社会学部でも一部講義を担当しています。

趣味は映画を観たり、ジムで体を動かしたりすることが好きです。

あなたが教会で何かを見出されることを願っています。あなたが今人生のどのようなところを歩んでいても、わたしたちもまた、あなたのための場所でありたいと願っています。何より、イエス様があなたに出会うことを願っておられます。どうぞお気軽に足を運んでみてください。

沿革

1890年「神戸日本基督教会」が神戸で伝道を開始。
1916年4月神戸日本基督教会が中山手通7丁目10の29の宅地144坪を購入し、新会堂建築
1916年12月新会堂の献堂式を行う(アメ三跡の赤屋根の教会として親しまれる)
1919年「神戸イエス・キリスト教会」として独立、青木澄十郎牧師を初代牧師に
1936年小羊幼児園(後に幼稚園と改称)を開設
1941年12月8日日本基督教団が設立され、教会は「主恩教会」と改称
1945年神戸大空襲により教会堂が焼失、翌年に家庭での礼拝を再開
1948年12月現在の原田通に転居
1949年小羊幼稚園を再開
1959年新会堂を建築し、牧師館も完成
1969年嶺重知牧師が就任、教会闘争時代に入る
1979年隅田睦子牧師が代務者に就任、60周年記念式典を挙行
1980年小羊幼稚園を閉鎖
1980年4月鈴木重正牧師が就任
1991年9月新会堂建築について臨時総会で決定
1993年1月10日礼拝を神戸YWCAのチャペルで行うようになる
1993年1月22日会堂の解体作業が開始される
1993年12月新会堂完成・引渡し
1994年1月30日新会堂の献堂式を挙行
1995年1月17日阪神・淡路大震災による被害を受けるも、教会堂・牧師館は無事
1995年4月仲森文穏牧師就任、記念礼拝室「恒安園」を建築
1999年3月文集「シオンの丘」創立80周年記念号を発行
2006年4月相浦和生牧師就任
2011年4月美濃部賢次牧師就任
2013年9月山崎英穂牧師就任
2022年4月上田直宏牧師就任